水が出ない時の対処法

蛇口をひねっても水がでない！
トイレのレバーを開けても水が出ない！

そのようなトラブル対応のご依頼を頻繁にいただきます。

この記事では水が出ない原因としてあり得ることや、その対処方法について解説をします。

よろしければご参考にどうぞ。

よくある「水が出ない原因」５選

１.井戸ポンプ、受水槽用ポンプの不具合

ダントツで一番多い原因はこちらです！
ポンプの故障により水をくみ上げられず、水が出ない。

ご家庭でまず確認していただきたいポイントは以下の2つです。
①電源の確認
電気は入っていますか？単にコンセントが抜けているだけ、というケースもあります。
また、機械がエラーとなり一時停止している可能性もございます。
一度コンセントを抜き差してみるとエラーを解除できる場合もあります。

②呼び水口の確認。
ポンプの配管内の水が無くなってしまっている可能性もあります。
ポンプより井戸側の吸込管は常に水が満水で真空状態である必要があります。
何かしらの原因でこの水が地下に落ちてしまう、あるいは蒸発をしてしまうということがあります。
ポンプ本体の呼び水口を点検し、水が無ければ満水になるまで補充をしてください。

２.水道管の漏水

どこかで水道管から漏水をしているので水が届かない。
量水器BOX（メーターBOX）のご確認をお願いします。
パイロットがぐるぐる回ってしまっていないでしょうか。

上の画像の青丸のパイロットが回っている場合はどこかで水が出ています。

その場合は直ぐに市町村の認可を受けている指定工事店にお電話です。
「市町村」+「水道修理店」と検索をすれば簡単に見つかります。
その際には弊社もよろしくお願いいたします<(_ _)>

３.各蛇口やトイレの給水管にあるフィルターの目づまり

器具のストレーナーで詰まっているケースです。
「ストレーナ」は、器具本体への異物混入を防ぐための装置です。
内蔵するフィルター（メッシュ状の網や有孔板など）で異物を分離する装置で、
様々な異物をキャッチし器具のトラブルを防ぎます。

特に古い水道管では内部に発生したサビなどが吐水口部に蓄積し、つまりの原因となっているケースが多くみられます。

清掃方法は非常に簡単です。
マイナスドライバーやモンキーレンチ、プライヤーなどでストレーナー部を取り外し、中にある網状の部品を取り出します。
水洗いをした後に元に戻して完了です。

ご家庭で対処の難しい場合は、お気軽に弊社までお問合せくださいませ<(_ _)>

４.量水器内のメーターバルブが止まっている

・イタズラによる閉止
あり得ないようで希に起きています。
水道メーターBOXは、検針の都合もあり、敷地と市道などの境界付近に設置されていることが多々あります。
夜間に心無い人がイタズラをして去っていくのかも知れません。
犯人は水道屋など建築関係の仕事をしている人かも知れませんね。

・水道料金未払いにより給水停止されている。
水道料金滞納となっていないかの確認をしてください。