「トイレの便器に水がチョロチョロ出続けているので見てほしい」
とご依頼のお電話をいただきまして訪問をいたしました。

こういった症状は、ほとんどの場合、トイレタンク内の部品の劣化や故障が考えられます。

１．フロート弁の劣化・変形
タンク底部の排水口を塞ぐゴム製の弁が劣化すると、完全に密閉できず水が漏れ続けます。
部品の交換が必要です。

２．チェーンの絡まりなど
レバーとフロートのチェーンが長すぎたり絡まったりすると、弁が閉まり切らず水漏れが発生します。

３．ボールタップの故障・調整不良
タンク内の水位を調整する部品。水位が高すぎるとオーバーフロー管から便器へ水が流れ続けます。
ボールタップの浮き球やパッキンを取り換えると直るケースもありますが、基本的にはボールタップ一式を交換させていただきます。

４．オーバーフロー管の破損・亀裂
通常は緊急時に水を逃がす管ですが、破損をすると常時便器内に水が流れ込みます。

今回はボールタップの不具合による止水不良が発生しておりました。

原因は、ボールタップ内部に設置されている弁パッキンの劣化によるもの。
このようなケースではパッキンのみの交換は行っておりません。
ボールタップの不具合は部品の一部だけではなく、全体的な経年劣化によるものが多く、ボールタップ本体一式の交換にて対応させていただいております。

お見積りを提出。
ボールタップ交換に併せて劣化の見られるフロート弁と給水フレキ管も交換をさせていただくこととなりました。

そして、早速修理作業です！

便器内の水もピタリと止まり修理完了しました。

作業時間15分

トイレ修理料金

トイレ修理工賃　8,000円
サンエイ　ボールタップ　V530-5X-13　5,700円
サンエイ　フロート弁　PH84-92X　910円
フレキ管交換　材工　3,000円
小計17,610円
消費税　1,761円
合計　19,371円