トイレのつまりの原因は外の『マス』でした。

トイレが詰まってしまった！とご依頼を受け伺いました。

トイレに溢れんばかり水が溜まっているわけではなく、トイレを流してみると少しづつ流れていく様子。

トイレに物が落ちてしまったか、外回りの排水管の不良も考えられます。

原因の解明をしなければ、又、詰まり再発となってしまうので入念に調べます。

写真は乗せられませんが、外の排水マスで詰まっていました。

コンクリートで作られているマスなので穴が空いたり、塩化ビニールの排水管との段差が出来てしまう事があります。

なので1度、排水管の高圧洗浄をして詰まりを除去します。

高圧洗浄後ペーパーを流してみると穴があいて空いていてペーパーが引っ掛かってしまいます。

（写真の赤い○のカ所に穴が空いています。）

一昔前はコンクリートで作られているマスなので穴が空いたり、塩化ビニールの排水管との段差が出来てしまう事があります。

その隙間にペーパーや便、木の根っこが侵入してきて流れを阻害してしまいます。

なので古いコンクリートマスを撤去して排水管と同じ塩化ビニールのマスに交換となりました。

コンクリートマスを撤去して周りの土を掘りました。木の根がたくさんあるので土を掘るのは苦労します。

あとはマスを接続して、土を戻したら完了です。

塩化ビニールのパイプと桝を接着させてつけるため隙間がなく、コンクリート枡よりも耐用年数が長いので安心して使用できます。

マスのフタを開ける事はなかなかないですよね。フタの隙間に土が噛んで開けるが困難な場合もあります。

ですが、やはり普段の生活に欠かせない大事な設備ですので、これを機会に是非一度フタを開けて確認してみてください。

マス交換工事

排水管基本工事費　　　 15000円

インバートマス設置　　 25,000円

掘削　（1ｍ）　　　　　 3000円

産廃費　　　　　　　　　 3000円

諸経費　　　　　　　　 　2850円

　　　　　　　小計　　　48,850円

　　　　　　　　　　税　 4,885円

　　　　　　　合計　　　53,735円